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車検切れが近い時は?

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私達が中古車を買う場合は車検が残っている期間によって価格が変わって来ますね。

では、中古車買取専門店などに車を売る場合はどうなのでしょうか?

中古車査定を受けるとき

車検切れが近い車は車検を受けてから査定を依頼した方が良いのでしょうか?
それともそのままで査定を受けた方が良いのでしょうか?

答えはそのままの状態で査定を受けるべしです。

ご存知の様に車検には結構な費用が掛かりますが、それだけの費用を掛けて車検を通したからと言ってそれが査定価格に反映される事はまずありません。

もちろんある程度は反映されますが、そのプラス額はあなたが車検を通す為に使ったお金よりもはるかに低い金額というのが一般的です。

わりが合いませんので車検切れが近い車はそのままで売却した方が得です。

何故せっかく高いお金を掛けて車検を通しても、査定ではあまり評価されないのでしょうか?

それは中古車買取専門店などの専門業者は設備と要員を備えているので、私達が車検に要する費用よりもずっと安い費用で車検を通す事が出来るからです。

つまり車検の残り期間は業者にはあまりメリットが無いので、査定価格に影響を与えないのです。

ちなみに、車検制度という様なものは自動車大国のアメリカはにも無い制度です。

アメリカで2年毎にオーナーがお金を掛けて強制的に車検を受けなければいけないなどという制度を作ったら、自動車メーカーには裁判所から損害賠償の訴状の山が届くそうです。

「たった2年で大金を掛けてオーバーホールしなければ走れない様な欠陥車を売り付けた」と言うわけですね。

中古車の査定価格

中古車の査定価格に大きな影響を与えるのは車検の残り期間云々よりも、オーナーの日常的なメンテナンスです。

定期点検の点検簿やブレーキ廻りなど消耗部品の交換、オイル交換などの記録はきちんと取っておけば車を大事に使っていた事のアピールになります。
車を大事に使っている事と飾り立てる事は別です。

女性に多いのですが車内をあれこれと飾り立てている方がおられます。

しかし、そういう個人の好みに左右されるデコレーションは査定ではむしろマイナスです。

それよりもタイヤの山の数がはっきり読めるかどうかの方が、査定価格には大きな影響を与えます。